バッカァモーン！！波平の声優！永井一郎さん！虚血性心疾患のため死去！享年82歳！サザエとカツオが役柄で弔辞！

スポンサードリンク

---

先月27日に虚血性心疾患のため亡くなった
「サザエさん」の波平の声で知られている永井一郎さん（享年82歳）の
葬儀・告別式が3日、東京・青山葬儀所にてしめやかに営まれ、
磯野家の子どもたちから「お別れの言葉」が送られた。

サザエとカツオが役柄で弔辞

告別式では、サザエ役の加藤みどりさん、カツオ役の冨永みーなさんは、
役柄になりきって“最愛の父親”との別れを偲んだ。
以下はサザエとカツオの弔辞。

サザエ「父さん。45年間、行ってらっしゃいの声で1日が始まったのよね」

カツオ「でも、もうお帰りはないんだよね。父さん大好きです。もっといっぱい一緒にお風呂に入りたかった。もっと叱られたかった」

サザエ「お酒に合うお料理を作って、これはうまいと褒めてもらいたかった。でもね、父さん。きっとその辺で、いつもいつも私たちを見守ってくれるよね。そう思う」

サザエ＆カツオ「磯野波平の永井一郎さん、さようなら」






磯野家の子どもとして、役柄で弔辞を述べた加藤さんと冨永さん。
記者の質問に対し、冨永さんは唇を震わせながら

「悲しみを受け止めるので精一杯。とても大きな存在でした」

と感謝。加藤さんが

「（冨永は）永井さんとの絡みが一番多いし、
　お互い目一杯声を出してやり合っていた。
　横で聞いていて気持ちが良かったから、彼女は疲れたと思う」

と思いやると、冨永さんは

「すごく優しい方でした」

と一筋の涙を流しました。


そのほか、永井さんが主人公の祖父・猪熊滋悟郎役を演じた
アニメ『YAWARA！』の原作者で漫画家の浦沢直樹さんも弔辞を読みました。
告別式には、タラちゃん役の貴家堂子さん（さすがたかこ）、
初代フグ田マスオ役の近石真介さん、2代目マスオ役の増岡弘さん、
2代目ワカメ役の野村道子さん、山寺宏一さんら声優が参列しました。
最後は皆で波平の「バッカァモーン！！」で送り出されていました。


また永井さん亡き後、1月30日に2月16日放送分の『サザエさん』の収録が
行われました。収録当日を加藤さんは

「あんまり急なのでね…。これから落ち着かなくちゃいけないと思うけど、
　みーなちゃんがスタジオの中で泣きっぱなしで。つられるじゃないかって思った」

と、うつむきながら“大黒柱”不在の収録を振り返った。
収録当日は、永井さんがいつも座っていた場所にお花が添えられていたといい、
加藤さんは「厳しい悲しさだった」と。
冨永さんは「（いないのが）信じられない。受け入れられない」と語っていました。

1969年10月の放送開始から45年間、永井さんと父娘役で共演してきた加藤さんは

「『サザエさん』は、レギュラー21人の大所帯なんです。こういう時は助け合おう」

と前を向き、

「今までと変わらぬお力添えをよろしくお願いします」

と呼びかけていました。

永井さんは、『サザエさん』を2月9日放送分まで収録済だったが、
同16日放送分の波平の声は、仮の人の声で入れられた状態で未完成。
波平の後任に関して「調整中」とし改めて発表される予定です。

永井さんのご冥福をお祈りします。




最後までお読み頂きありがとうございました。

---

スポンサードリンク

タグ：永井一郎 サザエさん サザエ カツオ バッカァモーン！！ 虚血性心疾患